2012年4月アーカイブ

花まつり、甘茶

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DSC07724a.jpg 今日はお釈迦様のお誕生日、花まつりです。お生まれになったその時、天から花や甘露の法雨が降ったということから、『天上天下唯我独尊』と天地を指さすお姿に、甘茶をかけて御供養します。甘茶、とくべつ『ん~、おいしい』という飲み物ではないですが、独特の甘さ、風味が強烈に記憶に刻まれますね。昔々子供の頃に飲んだ方は、『そうそう、これこれ!』と懐かしそうに召し上がります。私も毎年空き瓶を抱えて近所のお寺にもらいに行きました。何年か前のお彼岸法要の時、お食後に甘茶ゼリーに冷たいミルク葛湯をかけてお出ししました。皆様『ウ~ン、どこかで食べたことのある味だ』とおっしゃいましたが、誰も何のゼリーか分からなかったのです。

 

 甘茶は漢方薬屋さんに売っています。高い!お寺で花まつりの時以外にこれを買って飲む人がいるとは思えないですが、もちろんこれは立派なお薬です。甘茶の葉を発酵させるときに砂糖の1000倍の甘みのフィロズルチンという成分が生成されるのだそうです。これは胃の機能を改善し血行をよくする働きがあるとか。甘いのにカロリーはゼロですから、糖尿病の方の甘味料としても使われるとのこと。抗アレルギー作用もあるそうですから、花粉症にも効くかもしれません。花粉症歴35年の筋金入りとしては、今日の残りを独り占めして飲んでみましょう。

 

 今年も晴天に恵まれ、大勢の方が甘茶を召し上がって行って下さいました。近所のお花屋さんから毎年たくさんのお花をいただき、道行く人におすそ分けしています。日本人のほとんどが仏教徒のはずですが、クリスマスはお祝いしても花まつりを知らないという方が多いのは、とても残念です。毎年ひとりでも多くの方に甘茶を召し上がっていただいて、いつかクリスマス以上に日本中が盛り上がるようになるといいなあ。

 

納骨堂の春慶寺/東京スカイツリー前  〒130-0002 東京都墨田区業平2-14-9

tel.03-3621-1338 mail : oshiage@syunkeiji.jp  http://www.syunkeiji.jp/

DSC07606a.jpgDSC07601a.jpgDSC07599a.jpg寒々しい、荒々しい冬から春への移り変わりですね。4月3日台風並みの低気圧が大暴れをし、今日4日は北日本が大荒れ、日本各地で被害が出ましたが、皆様ご無事でしょうか。

3月20日お彼岸の中日法要が無事に済みました。参加者198名!住職のお経に続き、今回はジャズトリオの演奏、そしてお楽しみのお昼食です。献立は桜ごはん、茹で野菜サラダ塩麹ドレッシング添え、煮しめ、仙台麩と蕗の葉と蕪の葉の味噌汁、漉き昆布の煮物、おからと黄な粉のクッキーでした。桜ごはんの作り方を一筆。桜の塩漬けを水洗いし、その塩水を少し加えて淡い塩味のご飯を炊きます。桜と菜の花を色よく茹でたものを荒く微塵に刻み、きくらげを戻したものも細く刻んで炊き立てのご飯に混ぜます。とても簡単、きれいでおいしい。おむすびにするときは桜の塩水を手水にして結びます。残りは煮物などに使ってしまいましょう。ドレッシングは塩麹(手作りですよ)に、酢と太白胡麻油、新玉ねぎのすりおろしを混ぜて作りました。お精進の食べ物は、本当にしみじみとおいしいものですね。

結婚する前も、毎年この御飯を作っていました。35歳の春まで毎年近所のお茶屋さんに桜を買いに行っては、「いよいよ?」と聞かれ、そのたび「いいえ、残念ながら今年も御飯です」と答えていました。ですから36歳の秋本当(!)に結納のために桜を買いに行ったときには、秋にもかかわらず何も聞かれませんでした。ははは。

献立のついでに3月27日のお食事会で作ったコロッケの作り方を。長芋の皮をむいて(捨てませんよ)茹で、粉ふきにしてつぶしておきます。皮と玉ねぎはみじんに刻んでテンペ(ご存知ですか?大豆の発酵食品です)をほぐしたものと炒めて醤油で味付けをしてつぶした芋に混ぜ、あとは俵型に丸めて小麦粉、卵、パン粉をつけて油であげます。

3月31,4月1日には檀家さんたちと住職は身延にお参りに出かけました。桜には少し早かったですが、暴風雨の後、急に晴れたので予定通り日蓮聖人の御廟所を丁寧にお掃除し、気持ちも晴れ晴れと翌朝の朝勤、輪番法要に参加する事が出来ました。

また改めてお知らせしますが、5月19日ここ春慶寺で「出会い寄席」が開催されます。立正大学卒業生の芸人さんたちに活躍の場を、と始まったこの寄席、ぜひ大勢の方にいらしていただきたく存じます。詳細はまた後日。

 

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