住職のお話し

19)那須岳のふもとの釈迦堂完成

春慶寺住職

 今から二十五年ほど前に、福島県西白河郡西郷村、那須岳の麓の土地をある檀家さんから寄進され、そこに大きなお釈迦様の木像をおまつりしてきました。しかしながら人の住まない山の中の簡易的な仮堂でしたので、建物の傷みも甚だしく仏像の為にも良くないと思い悩んでおりましたところ、今年ある方から宮城県にあった古い民家を解体した材があるが使わないかとお申し出がありました。早速見に行きましたところ野積みにはなっていましたが大変立派なものでしたので、思い切ってその材を使って春慶寺別院、釈迦堂修行所を建立することにしました。檀家総代の皆様にご相談の上ご了解を得て、夏から工事に取り掛かり、年内に完成の運びとなりました。冬場は雪も積もり、お堂までの山道は舗装ではありませんので、来春以降に落慶法要を営む予定でおります。多くの皆様にご参加いただきたいと存じます。また、西郷村の皆様への布教活動も盛んに行いたいと考えています。

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東京・永代供養納骨堂の春慶寺Syunkei-ji Tokyo Japan